2018.09.23

クセがあってもショートにしたい!

ここ10年ずっとロングヘアーだったお客様を先日バッサリショートボブまでカットさせて頂きました!

写真撮るの忘れてて、カット前の写真が濡らした後だったので分かりづらいんですが、毛量が多くうねって広がるクセのある髪質の為、長さがあって縛れるほうが楽でここ10年はずっと長めにしてたようです。



たしかに毛量が多くクセも強い髪質の場合、短くすると横に広がりボリュームが抑えられなくなるので長めにして適度な重さを残しておいたほうがまとまりは良くなります。

ですが、何しろ重い…。シャンプーやトリートメントなどのケアやドライが大変…。代わり映えがしない…。

このようなお悩みをお持ちでした。

同じような髪のお悩みのある方も多いのではないでしょうか?

髪質などいろいろ考慮しながら今回はショートボブっぽいスタイルにしました!








ショートボブにした理由は、中途半端な長さがあるとクセが出て広がるので、襟足からサイドにかけては短く軽くしてボリューム感を無くして、トップは逆に長さを残して表面にツヤやまとまりが出やすくなる長さにしました。結果ショートボブのような形になります。

ほとんどの方が表面よりも内側の後頭部あたりが特にクセが強く、襟足のあたりの毛量が一番多くなっています。なので量が多くクセの強い部分は短く軽くし、比較的扱いやすい表面のほうの髪は長めに残すとスッキリしながらまとまりも得られやすいです。

こういった髪質の場合は肩ぐらいの長さが一番中途半端で扱いに戸惑う方が多いです。
狙いとしては、ギリギリ縛れるくらいの肩ぐらいのボブで重さを残してまとまりを出しながらスッキリさせたいんですが、綺麗に下すのは大変です。

これで上手くイメージチェンジできる方もいるんですが、ブローやアイロンでしかっりクセを伸ばしてスタイリングしてあげたり縮毛矯正などのストレートメニューをしてあげないと上手くまとまらず、結局縛りっぱなしで髪を下せない。という場合が多いと思います。

くせ毛の方はショートは無理と思ってる方が多いですが、意外とクセがあったほうが自然な動きが出せたり、逆に直毛すぎてもショートに向かなかったりもします。

その時にやりたい髪形や好みもありますが、手入れのし易さや髪質との相性を考えると、毛量をともなってクセの強い方は鎖骨下5cm以上の長さか、おもいきって顎上くらいのショートにしたほうが楽だったりもします。その代わりカットの周期は短くなり、基本的なドライやスタイリングは必要になりますが、慣れると以外と難しくないと思います。

子育て中など、自分にあまり時間をかける余裕のない方は期間が空いてもいいように縛る前提でギリギリ短くしてできるだけ軽くするという方も、もちろんいらっしゃいますし、好みのスタイルに加えて自分の髪質や生活習慣・環境なども考慮しながら最適なスタイルを選んでいくといいと思います。

そういったお客様一人一人に最適なスタイルを見つけるお手伝いをさせて頂けたらと思いますので、なんでもお気軽にご相談下さい^^